昔とは違う必要なスキル!

ゲームプログラマーはゲームを開発する職種です。手がけるゲームは多岐にわたっており、一昔前は家庭用ゲーム機の市場が賑わっていました。しかし現在はアプリゲームやオンラインゲームの市場が大きいです。これらはスマートフォンやタブレット、あるいはインターネット環境があればいつでも気軽にプレーできるため、隙間時間を楽しむという考え方から、ユーザーが増えているからです。

このことから、今は多くのゲーム開発会社でアプリ開発やWeb開発のスキルがあるゲームプログラマーを求めています。アプリを制作する上での基礎やWebに関わる知識を持っていることがゲームプログラマーとして活躍するには重要になっているのが現状です。

また必要なスキルも家庭用ゲーム機のスキルが求められていた頃とは異なっています。特に重要なのがユーザーインターフェースに関する理解です。ユーザーが直感的に操作できる仕様にしなければ気軽にプレーしてもらうことはできず、ユーザーが離れていってしまうリスクがあります。

ゲームの基本仕様やデザインはエンジニアやゲームデザイナーが行う現場も多いですが、その意図を正しく理解してプログラムに落とし込む能力はゲームプログラマーに欠かせないものとなっています。小規模な現場の場合にはユーザーインターフェースを考案するところから仕事を始めなければならないこともあるので、スマホやタブレット、あるいはブラウザについて詳しい知識を習得しておくのが望ましいでしょう。